手短に遠征記


シカゴ経由でフィラデルフィアに行ってきました。キャリアはUAで。
経由地のシカゴで指紋と顔写真を撮られ、裸足でセキュリティを通過してる辺りがたぶん最高に不機嫌で、フィラデルフィア便搭乗待ちのときに見た米兵の人たちがこぞって枕を抱えていたことにちょっと和み、フィラデルフィアに着いてから車を借りるのを待ってる間に流れてる音楽がDIDOで和み、ホテルが予想外に欧州式だったのでさらに和んだのもつかの間、夕飯が一人前と呼ぶに呼べないロブスターで萎えた…。だからアメリカ人てたくましい体格の方が揃っているんですね!と納得。わかりきっていたことだけど、滞在中の食事で完食できたものは一つもなかったです…。
仕事の話は割愛。穏便に事が運んでほっとしました(でもこれからの課題も増えた)。
いろいろあって隣のNJ州のカジノへ行ったことや($1ベットのスロットマシーンで5ゲーム目に*5の目が揃ってすぐやめた(±0)小心者なのでほとんどぼうっとしてた)、エアコンの温度表示が華氏で「あーにのみやさんー」とおもったことや、時差が14時間なので早朝に目が覚めると「そろそろ階段落ち…」と遠い帝劇におもいを馳せてみたり、深夜チャンネルをいじっていたらエヴァ23話を放送していてぎゃあとなったり(どうせなら翌週放映の24話がみたかった…)(加持さんの声がおそろしいほど魅力減だったのでタブリスの声がどうなってるのかかなり気になる)、ついでに24話のタイトルが「The Final Messenger」というひねりが何もないもので萎えた…(シ者を表現できる的確な英語はないものか)(オリジナルに付いていた英語の副題は完全にスルーなんですね)と、滞在してて一番興奮したのはたぶんチャンネルを変えたこの瞬間(食い付きすぎ)。
日程を消化して「さー帰ろー」と嬉々として空港に行ったら乗る予定のシカゴ便が機材トラブルのため欠航で青ざめたり(18時間以上遅れたらお城に遅刻なので…)、なんとか一便早いものを確保できて安心したり(でも空港内をあんなに走ったのはひさしぶり)、フィラデルフィアUAカウンターでわたしたちがあわあわしている間、シカゴのUAカウンターでは成田便のオーバーブッキング(40席も)であわあわしている日本人がいたと知って「UAすげー」とおもったのは言うまでもなく。でも成田着は結果的に40分早まったのだけど。
向こうで過ごす間に、にのみやさんのケータイが故障したり、お城でぼや騒ぎがあったり、と、帰国してすぐはちょっとした浦島太郎状態でした…。画像はアトランティックシティのビーチ。ちょうど一年前、対岸のロカ岬から「あっちに東海岸があるのねー(わたしには一生関係ない場所だけどー)」とおもっていたのに今度は米国からポルトガルの方向を見つめていて不思議な気持ちになりました。もうしばらく出張はしたくないな…。