結婚式当日 披露宴篇(12/9)

介添えさんと新郎と共に3階の披露宴会場へ。このタイミングでキャプテンと初対面。宴会場待合スペースのスピーカーに場内の音声が流れていて「あ〜入場曲(安良城さんの永遠)が流れ始めた〜」とぼんやり思う。入場のタイミングは秒数指定できたけど、音響さんのおまかせにしていたのでどのタイミングで入るかわからず。キャプテンの合図で扉が開き、披露宴が開宴。あらかじめどのルートで入場するのか(どのテーブルとテーブルの間を歩くのか)把握していたものの、ゲストが着席すると通路が狭くてびっくり。歩きやすいドレスで本当によかった。披露宴から来てもらった職場の仲良し女子二人組を見ると二人とも目がうるうるしていたのでわたしも涙ぐむ→鼻をスンスン(高砂ですぐ花嫁ハンカチを受け取りました!)。
ウェルカムスピーチはわたしがだいぶ推敲したのでスッキリ簡潔明瞭に、早々に新郎主賓1の挨拶→新婦主賓挨拶、司会者さんから簡単な新郎新婦紹介をしていただき、新郎主賓2による乾杯の発声。乾杯して少し写真を撮った後はすぐにケーキ入刀(ファーストバイトは無し、わたしがやりたくなかったので…)。一通り写真を撮ってもらったら、高砂に戻らずそのまま母(事前に通達済み)と絢香のありがとうの輪が流れる中、中座。ここまで体感であっという間。本当に、うわさには聞いていたし当日もスタッフさんみんなに言われたけど本当にあっという間でした。
彼を宴会場に残して先に5階のブライズルームへ。エレベーター移動中に介添えさんに「姪も(わたしと)同じ中学高校に通っていたんですよ」と言われる。文化祭にも来たことがあるそうで、不思議なご縁を感じてくださったそう。ブライズルームでは、大好きなウェディングドレスに別れを告げて、ガウン姿でお手洗い→ウィダー追加の後は、ものすごい勢いでヘアセットとメイクと着付けを同時進行。三人がかりで和装花嫁を作り上げてもらいました。髪飾りは生花の胡蝶蘭を3輪お願いしていたのですが、予備をいただいて全部で4輪。当初は「シックな赤いダリアを」とか「ピンポンマムを寄せて付けるのもかわいい」などと思っていましたが、最終的に、胡蝶蘭のみですっきり飾ることにしました。お色直しはどうしても和装がよくて。いや、ぶっちゃけ白無垢が着たかったんですが、彼がカトリック信徒だからという理由でウェディングドレスの着用が必須になってしまったのです。このあたりのことはいつか詳しく事情を書きたい。
おひらき後に撮った内掛姿と胡蝶蘭
支度を調えてもらったら、また美容室の入り口で紋服姿の新郎に「きれいだ…」と言われて写真を撮られる。「時間が押してるんですけど?ていうかあなたの主賓1は(これからお通夜に行かなきゃいけないから)早退するじゃん!急ごう!」と急かすもエレベーターの中で新郎がLINEを確認したところ「もう帰っちゃったみたい」と新郎ガックリ。「それも仕方ないよ、でもせっかく鏡開きを主賓ゆかりのお酒でやるのにね、残念」と言ってエレベーターを降りると披露宴受付に主賓の私物を発見!まだいたー!ギリギリまで待ってくださっていたようで。宴会場入り口の金屏風の前でこそっと記念撮影して、お色直し再入場。
再入場して、鏡開きをする樽の前へ。派手な披露宴をやりたくないわたしが、唯一やってもいいかなと思えたのは鏡開きだったのです。力士みたいに「ヨイショー!」ってやりたかったの。ケーキ入刀のときも写真撮影のために寄ってもらえてうれしかったけど、鏡開きでも再びみなさんに集合してもらって撮影タイム。新郎新婦は枡に注いでもらい、ゲストにも日本酒がサーブされたらもう一度新郎音頭で乾杯。前段なく乾杯の発声をしたものだから「短すぎるぞー!」とか野次られていた笑。彼の職場関連は体育会系で酒に強く、彼はだいぶ飲まされていました…ご愁傷様。
そしてフォトラウンド開始。ガーランドやフォトプロップスを作るか迷ったけど、潔く無しで(他にテーブルナンバーも作るか迷ってやめた〜)。新郎主賓席→新婦主賓席→新婦友人席→新婦親族席→新郎友人席→新郎親族席→新郎同僚席の順でぐるりと。プランナーさんからは15分目安でと言われていたのでBGMを4曲用意したものの、3曲目終盤でフォトラウンドが完了したので、実際は10分強くらいだったのかな。2曲目がすっごい好きな曲(My life would suck without you)だったので口ずさんでた笑。和装で洋楽はイヤだとかいう新郎を説き伏せて決めてよかった〜。
高砂に戻ったら新郎ゲストからサプライズで結婚祝い目録の紹介があり(その際、酔った彼が高砂のマイクを掴んでゲストの元へ駆け寄るハプニングがあり(ちゃんとゲスト用にスタンドマイクが用意されていたのに!笑)、介添えさんに「ご新郎様は今日だけはお殿様でいてください」と諭される笑←新郎ゲスト席大ウケ)その後は司会者さん進行による公開記者会見(ジャニヲタならおなじみのやつ!笑)。出会ったきっかけ、交際のきっかけ、結婚の決め手、プロポーズの言葉とシチュエーション、結婚後相手にお願いしたいことなどなど、新郎新婦からゲストのみなさんへ直接お話しさせていただきました。緊張せずにお話しできたのは、和やかな雰囲気のおかげ。そしてこの時間はもし「巻き」の進行だったら削るつもりだったのです。本来であれば余興や友人スピーチの時間ですが、余興に興味が無く、わたしの友達たちにスピーチをお願いするのも気が引けたので。わたしはみんなに楽しくゆったり食事を楽しんでもらう披露宴がよかったので、こんな演出になりました。
そして祝電を紹介してもらい、しばし歓談。介添えさんに「少しでも召し上がってください、新郎は絶対に食べないと(酔いが回りすぎちゃうから)ダメ!」と諭される。お食事も、試食して通常コースと一部メニューを変更してバランスを考えたりしていたのでちゃんと食べたかったんだけどほとんど食べられず…(無念)。前菜、スープ、グラニテ、お肉、デザートをちょこちょこつまみ(確かお魚は食べられず…)、ウェディングケーキだけは縁起物なので完食!(その姿を見た叔父がポツリと「サヨちゃんめちゃくちゃ食べるなあ」と呟いていたそう…笑)そしてあっという間に花嫁の手紙の時間。
両家両親が立つポジションにスポットライトが当たっているものの、そこに立っているのはわたしの父のみ。笑。大丈夫か?!って思ったけど場内は歓談が盛り上がっていてゲストはあまり意に介していないようでよかった。このとき、両家母親はお手洗いに立っていたようで、新郎父は新郎母が戻るまで座席で待機していたそうです。父はスタッフさんに促されるがままにさっとポジションに着いたと。全員揃ったタイミングで、花嫁の手紙を読み始めました。途中で涙に流されてコンタクトレンズが落下するハプニングや(意外と冷静にキャッチしました)酔った新郎にハンカチで顔を大胆に擦られる事件(あまりの出来事に盛大に噴き出してしまう)酔った新郎がマイクを持つポジションが定まらず、マイクが手紙にかぶってしまって公衆の面前で新郎を叱る事件等発生しつつ、なんとか花嫁の手紙を読み終え、高砂で後ろを向いてコンタクトを再装着。後から聞いた話、花嫁の手紙で涙してくださった方が複数いらっしゃったようで、読んでよかったと思いました。ぶっちゃけ、花嫁の手紙は絶対にやりたくなくて、公開プレイっぽい感じがどうしても嫌で、披露宴の2ヶ月前くらいまで拒否していたんですが、主に新郎に説得されて(プランナーさんは読まなくても大丈夫ですよ〜と言ってくれた)意を決して読んだのですが、結果的には読んでよかったかな。
そして両家両親へ花束とブートニアの贈呈。母親へストレートに渡し、父親にはクロスで渡すことにしたので、お互い、産みの母親とこれからお付き合いが始まる義理の父親の両方に渡すことができました。その流れで新郎父の謝辞と、酔った新郎の謝辞の後に退場。そしてまた一礼を忘れる新婦(…)。どうもこのとき新郎と母が「あ!(お辞儀してないよ!)」とか「お辞儀!」とか声を掛けてくれたそうなのですが全く記憶が無く。更に母によると、おもむろにわたしは一人宴会場に戻り一礼したそうです(この記憶も無い)。どうも最後になると気が抜けて詰めが甘くなってしまう花嫁です。猛反省。介添えさんやキャプテンから「失敗してもいいんですよ!」と披露宴の前から何度も声をかけていただいていたのですが(恐らく緊張をほぐす目的で…)結婚式はやり直しが効かないのが苦しいところ。ごめんなさい。