10周年

にのみやさん10年もアイドルでいてくれてありがとう。
以下は曲解混じりの気持ちです。
我が家にある最古のにのみやさん映像は1996年12月のカミセン「Happy New Years Train」@Mステで、最初のフレーズ「もう泣かないで〜one way ticket for you」でちっちゃい潤くんと並んで映り、そのフレーズが終わると同時にダッシュではける姿(当時は中学一年生)なんですが、無論当時はにのみやさんのことを意識してなかったので数年後にこの映像を見つけてとても驚いたという。あれから9年半ですか…。
前もちょっと書いたけど、にのみやさんにはふとした瞬間にひょっ、と姿をくらましそうな、ちゃんと見てないといつのまにか全然違う世界に移ってそうな、そういうひとだとおもっていて、極端な話、今はある程度は敷かれたレールを歩いて他人の期待に応えているけれど、この先はわからないというか、そういう曖昧な不確かさがわたしにとって魅力のひとつなんです*1。「にのだから大丈夫」という信頼と、「にのだから不安」という心配を、わたしがにのみやさんのことを好きになってからずっと持ち続けていて、それがすごく絶妙なバランスを保っているのでわたしは飽きずににのみやさんのことを見続けているんだろうな、と勝手におもっています。
結構図々しいところとか、うまくやり過ごしたつもりが墓穴掘ったときとか、本心を見せないわざとらしい打算のそぶりとか、そういうにのみやさんがすごく好きなわたしはたぶん捻じ曲がったファンなんだとおもいます。あまり見せないやる気を見たときとか「うわ!めずらしい!!」ってなるしちょっと興奮する(そして感動)。そんなにのの人間くささが大好き。
様々な可能性の中からアイドルとして生きていく道を選んでくれたことは本当に奇跡だとおもうし、それを見守り続けることができるのはほんとうに幸せなことです。冷静に考えれば考えるほど、今こうして13歳から23歳に至るにのみやさんを振り返ることができるのはすごいことだと感じるし、そのめぐり合わせにとても感謝しています。そしてにのみやさんが嵐でよかった。嵐がこの5人でほんとうによかった。

*1:現在はアイドルを生業としていく覚悟を決めているみたいですが