結婚式当日 挙式篇(12/9)

タクシーの中で撮ったブーケ
タクシー車内でわたしの主賓に渡すお車代を母に預け(両親から渡してもらうので)ほどなくカトリック神田教会に到着。見学や結婚講座で何度も訪れている場所だったので、あまり緊張せず。聖堂控え室(新郎新婦、両親と証人しか入れない控え室)にて用紙に名前を書いて、リングピローを選び、証人をやってくれる妹(別のサロンでヘアセットしていた)と合流し、挙式リハーサル。聖堂内でカメラマンさんに写真を撮ってもらい(祭壇の傍らにベツレヘムの馬小屋があり、祭壇にはアドベントリースがあった!結婚式翌日が第二アドベントだったので、キャンドルは一本のみ点灯)母にベールダウンしてもらうところも聖堂控え室で撮ってもらい。新郎のお母さんから「お友達が来てるわよ」と言われたあたりから「誰が来ているんだろう?!」とそわそわし始め、昨晩見たテレビの内容を思い出して平静を保ったりしていました。「(父と)バージンロードを歩くスピードが早すぎるのでもっとゆっくり」と窘められ、改めてわたしのドレスの動きやすさに感動。
本番はゆっくり、ゆっくり、父とバージンロードを進みました。父と歩くことに特別な感慨はなかったけど、参列者の方々(15〜20年来の友達たち)の顔を見て思わず涙ぐんでしまった。花嫁ハンカチを彼に預けたままだという重大事実に気付き、苦肉の策で鼻をスンスンさせてしのぐ…。祭壇に近づいて一礼したあと、聖歌が終わるまでは立ったままだったのでよかったのですが、腰掛けると肋骨が締め付けられてじんわり痛い!(ちょうど一枚足してもらった部分が)奇しくも司祭様が読み上げる聖書の一節は創世記(アダムのあばら骨からエヴァを作った話)だったので笑うに笑えない。しかもリハーサルでは上手にグローブを外せたのに本番ではなかなか脱げず精神的にジタバタしながらあっという間に指輪交換(わたしは右手を差し出して彼を混乱させ、さらに緊張した彼は両手を差し出すので誤って彼の右手薬指に指輪を入れようとして教会の介添えさんに必死に「左!左!」と指摘される)結婚証明書へサインし(誓いのキスはしなかった、必須ではないと言われたので)跪いて祈った後、退堂。
ここで本来であれば退堂する前に参列者の方々に向けて一礼するはずが、ハイになっていたので忘れる(教会の介添えさんは「お辞儀!」と言ってくれていたみたいなんだけど、全く耳に入らず)。のん気に「見学カップルが3組もいるね〜」などと退堂しながら彼と話していた…。見学の方々、本当に笑顔で(見ず知らずの人なのに!)暖かく拍手で送ってくださってありがとうございました。
聖堂控え室で最後の一礼を忘れた点について教会の介添えさんに指摘され、青ざめるも「フラワーシャワーのときにちゃんとお辞儀すれば大丈夫ですから!」と慰められる。外は寒いもののとてもよい天気なので屋外でフラワーシャワーをしましょうと(屋内でもできるけど、どちらで行うかは教会の判断)家族、親族、友達に花びらをかけてもらい記念撮影。外式(挙式会場と披露宴会場が別の場所)のよいところは、挙式が終わった後にゲストと触れ合う時間が十分にあるところ。直接ちゃんと「来てくれてありがとう」と言える時間があってよかった。ゲストのカメラでも写真をたくさん撮れるのも◎
あらかじめ学士会館にお願いしていたタクシーが数珠繋ぎで待機していて、新郎新婦と受付→両家家族→親族→友達の順で学士会館に移動。教会のスタッフさんに「また教会に遊びに来てくださいね」と言われたこともあり、クリスマスミサに行くつもりです。タクシー車内では友達に受付の心付けを渡し、新幹線に乗って来てくれた友達のお車代を預け。学士会館到着前に「(新郎が)プランナーさんに(教会を出発した旨の)電話連絡を忘れてる気がする」と思ったものの、わたしの携帯は彼のポケットの中なので連絡できず…。予想的中で連絡を入れ忘れたそうなのですが、学士会館の車寄せに到着すると介添えさん始めみなさんが待機してくださっていたので一安心。