チューリッヒ〜ニューヨーク

朝9時55分の便でニューヨークまで。搭乗開始時刻が1時間前で、わたしはミラノで搭乗券をもらっていたので8時過ぎにホテルを出て空港へ。ホテルのチェックアウトの際に違う料金を請求されそうになったり(食べていない朝食代がチャージされていた…とほほ)、来る前は「スイスのチョコレートを免税店で買おう^^」とか平和ボケしたこと考えていたけど、一刻も早くこの国から遠ざかりたいという一心で隔離された長距離ターミナルへ。搭乗前のスクリーニングがかなりしっかりしていて、ニューヨークの入国審査でかかった時間よりも長いスイスエアの面接がありました。たぶん乗客の大半がアメリカ人orドイツ語圏の人で、わたしが浮いていたせいなんだけど。ちゃんと出国便の予約もあるし、受け答えも問題ないということで搭乗できたらとなりの席のおじさんが巨体\(^o^)/8時間も乗るのにしんどいぜ…そういやミッケールが「日本人ってさあ、太っている人いるの?見たことないんだけど!」とか言っていたことをおもいだした…なんだかこの飛行機…全体的に重たい気がする…
飛行機はスイスを飛び立つとフランス上空を横切ってひたすら大西洋を横断します。窓からフランスの様子を見ていたんだけど、パリ〜ヴェルサイユ辺りはかなりいいお天気(雲がチラホラあるけど地表が見える)で、パリ観光の人は勝ち組だな…とか考えていました(ほかは概ね雲に覆われて見えませんでした)。8時間のフライトを終えて無事JFK到着☆着いたのは正午すぎだったのですが、外はおだやかに晴れている!晴れた空を見るのはイスタンブールぶりなので素直にテンションがあがり、軽やかに入国審査と税関を突破し、エアトレインとメトロを乗りついでミッドタウンへ♪ニューヨークは全体的にわかりやすくて(迷路みたいなヴェネツィアとは対極)、迷うことなくホテルまで行けました。
スーツケースを引きずってLex.Ave駅で降りたらまだ13時15分くらい。暑いと暖かいの中間の気温で、寒さにこごえたチューリッヒに比べるとまるで天国!しかもちょうどランチタイムで会社員とおぼしき大勢の人たちがランチ片手に広場に腰掛けてジャズのパフォーマンスを聴いているという…絵に描いたようなマンハッタンの光景です。なんていうか、平和な感じ。もっと危険なイメージを持っていたけど杞憂でした。ホテルで荷解きをしてから街歩き。
フリックコレクションでフェルメールを見たり、こどもが大勢いるセントラルパークを縦断してタイムズスクエアへ。

ネオンがすごかった〜完全におのぼりさん!

晦日の願い事を眺めたり

ブライアントパークのヨガレッスンを眺めたり
ニューヨークは新緑のにおいが素晴らしくて(ドイツの菜の花畑もトルコのチューリップもきれいだったけど、草のにおいはしなかった)、瑞々しいにおいと平和な雰囲気にすっかりリラックス。欧米ってひとくくりにされるけど、ヨーロッパとは全然違う。ほのかに浮き足立つような空気がここミッドタウンにはありました。