SHOCK(2/21夜)

今年も、Endless SHOCKを観劇してきました。
という話を2月中に書くつもりだったのに忙殺されて書けなかったので日付をさかのぼって書きます。

So feel it comingの座長のフライングを見ると気分が高揚するのは何年経っても変わりません。ああ、今年もSHOCKを観ることができて本当にうれしい!という気持ち。自担がいない(過去に出演したことがない)のにこんな気持ちになれる舞台はほかにないし、そんな舞台を毎年観ることができるのは本当に幸せなことです。

キャストがリカ以外目立って変わらないせいか、初日から一週間後の公演にも関わらずカンパニーの結束力がすばらしく(たとえて言うならば、公演後半時期のようなまとまり)観ていてとても安定していました。4年前の同じくらいの時期に観たMADは、弟分というか新人っぽさ/未熟でちょっとよそよそしい感じが前面に押し出されていたけれど、今年観たらプロのダンサーのようだった笑。公園のシーンでマツザキのパーカーのフードのひもをきゅううううっと締め上げ顔を隠すコウイチに大笑いしながら、すっかり仲良しの二人にほくほくしたり(*´∀`)

でも大幅な改定もあり、一幕で一番寂しかったのはスペインが変わってしまったこと。だいたい、World Adventureが始まるときも「America, Africa, Spain and several countries」って言ってて実際、ギリシャはなくなっていてスペインは曲が変わっていて、それとは別の曲はさまざまな…どこの国?という感じ(わたしの想像力が足りないだけかも)。Love and Lonelinessがなくなったのが〜…なくなると考えたこともなかっただけに大ショックでした。新しいスペインでヤラが出とちりする展開は変わらないんだけど、あんまりスペインっぽくない曲。でも衣装はかっこよくて(シルバーの細いタイが渋くてかっこいい)、自担にも着てもらいたいな、なんて。幕間のシーンではこのスペイン衣装のジャケットを脱いだ福ちゃんがソファに腰掛けててちょっと社会人ぽくてときめきました。この貫禄、いつか自担にも…?っておもったけどいつまでもああいう雰囲気は出せないよなあ、たぶん。

幕間でリカがコウイチに「一幕の終わり方、暗くない?」と振ると「二幕のジャパネスクはハッピーエンドだから!」と返していて、舞台が本当はハッピーエンドで終わるはずだったことに気付かされてはっとしました。どうしてもその後の展開を知っているせいで、ジャパネスクの本来の形が見えなくなっていました。気付かされて余計どんよりした気分になったのは言うまでもなく。ところで今回、初めてジャパネスクの客席登場付近の席だったので見目麗しいコウイチの横顔を堪能させていただきました。一挙手一投足すべてがかっこよかったです。目の保養でした!

二幕は…!隅田さんがしゃべったあああああああというサプライズ!今回はいつもセリフありなのでしょうか。なんだかうれしい。アドリブシーンではコウイチが「男と女と書いて革命と…読めないよなあー」とか「じんせいか〜くめ〜い〜」と歌いだしたり…!いや女と男のLOVEと書かないと革命にならないっすよ!と心の中で突っ込みを入れた人は少なそうでしたが(人生革命も大して受けず)、少なくともわたしと戸塚担は笑いをこらえるのに必死でした。

Watch me!が生歌で(もしくは踊りながら録ったテイクを流した?)「あいつらギリギリでやってるな」というセリフが一層生々しく(戸塚担はハラハラしたらしいけど笑)、Why don't you dance with me?への流れが変わらないことにほっとしつつ。二幕は途中まで去年と同じ流れだったけど、太鼓のシーンにヤラも入ってきたりして石川さんのシーンが短く感じられました。Maskがなくなったかわりに和傘フライング…!目に見えるワイヤーもあったけどあれ1本じゃ支えられないだろうという感じで、マスタングマジックのように楽しませていただきました。

夜の海からの流れは、文字に起こすのも野暮なくらいいつも通り泣いて(リカの位置が年々前列に来ている気がするけど)、足取り軽く帝劇を後にしました。