羽田発ルアンパバーンの旅(via 関空&バンコク)


ブーゲンビリアの下の派手なトゥクトゥクと天秤かごを持つ女性たち

夜明け前の托鉢、ぞろぞろ来るよ!

ちょっと間が空いたり…(外周お手振りに不慣れなちびじゅを髣髴させる)

道を挟んだ向かいの商店のおばあちゃん

毎日ここで、もう何年も続く習慣なんでしょう。

昼間からメコン川沿いのカフェでビアラオを飲んでハッピー(この画像は早朝撮影)

気ままにお散歩中のわんこ

托鉢で渡すご飯を干している風景

1月8日(金曜日)の夜からラオスに行ってきました。
生まれて初めて関空を使ったのですが迷子になって初心を取り戻しました。日本も油断できないっす。バンコクルアンパバーンバンコクエアウェイズを利用したのだけど、75名の乗客中、アジア人はわたしとツアー添乗員の女性(たぶんタイ人)1名の合計2名のみ。日本人は滞在日数の条件付でビザ免除なので、欧米諸国の白人さんたちがビザを取得しているのを横目に颯爽と入国完了。ホテルに送迎をリクエストしておいたので、バンで送ってもらってホテルに着いたら、オーナーが白人だった!実はあまりラオスを理解しないで遊びに来てしまったのだけど(ガイドブックを入手できず、グーグルマップを1枚印刷して持参した次第)行きの飛行機といい、この町は欧米人が大勢いる町だったのでした。

ルアンパバーンは、メコン川とカーン川のほとりにある世界遺産の町。世界遺産がある町じゃなくて、町全体が世界遺産。以前この町のホテル広告が機内誌に載っているのを読み、そして去年アテネから成田に帰る途中で立ち寄ったバンコクで、タイとラオの親密さを教えてもらったので「それじゃあ行こうか」とおもったのでした。

夜明け前の托鉢を見学し、昼間はレンタサイクルを借りて(Made in Japan の中古ママチャリ)町をうろうろ寺院めぐりしたり、ママチャリで高級ホテルに乗り付けスパでトリートメントを受けたり(わたしはこのスパチェーンを世界で最も信頼しています、日本には神戸にあるらしいのですが神戸価格の実に3分の1の値段で同じトリートメントを受けられる!ラオスマジック☆)、夕方はプーシーの丘に上って沈む夕日を眺め、宵闇が降りてくるとナイトマーケットでローカルと値段交渉し、おいしいラオ料理と僧侶を筆頭とした温かいラオの人たち、天候にもめぐまれて充実した3連休でした。この町のすごいところは観光客の心をおだやかにさせるところです。人種を問わず、すれ違いざまに挨拶と微笑を交わすことができて幸せでした。もっとも、僧侶たちは比較的世俗的で、ちび僧侶(小学生くらい、初等教育を寺院で受けているだけで、僧侶の職を選ぶとは限らないらしい)なんかはキュートな容姿を武器に欧米人におこづかいをせびったりすることもあるらしいけど、すくなくともわたしにはお手振りしてくれたり笑、日本語を勉強している子と会ったときにはちょっと話し込んだり、いやな目に合うこともありませんでした。
バンコクからの往路、上空から川の流れと豊な緑、点在する寺院と赤い屋根の家々を見たときに「なんて美しい町なんだろう」と心が躍りました。それをホテルスタッフのノーイくんに伝えたところ彼は「ぼくは、この町を世界で一番美しいとおもっているんだよ」と誇らしげでした。情報化社会であくせく働く人間にとって、心から安らぐことができるおすすめの町です。