中欧


ゴールデンウィークは春を迎えた中欧でのんびりしていました。

  • そもそもの始まり

去年の秋から無性にモロッコに行きたくなりフランス語習得に躍起していたのですが、いざ予約の段階になってみると成田〜パリの航空券が高い…迷っているうちにパリ〜モロッコの特価チケットが売り切れた…後ろ髪を引かれつつモロッコを諦めて去年の夏のリベンジ、中欧(オーストリアチェコ)に行ってきました。

東駅でSバーンを降りて快速に乗り換えたら、赤いユニフォームを着たサポーターが大勢。ザルツブルク行きの電車に乗ってみんなで応援しにいくようです。車内でもビール飲んで歌って大盛り上がり。赤い集団は途中の駅で降りて行ったけどそれまですごくにぎやかでした。到着したザルツブルク駅では翌朝遊びに行くザルツカンマーグート方面(ハルシュタット)の切符を買ってからホテルへ。ザルツブルクはこじんまりしていて居心地がいいです。


年に一度のハーフマラソンが行われていて想定外ににぎやかなハルシュタット

    • 遵ムBB ハルシュタット駅-バードイッシュル駅
    • ポストバス バードイッシュル-ザンクトヴォルフガング

    • シャーフベルク登山鉄道に乗ってシャーフベルク山頂へ

    • 遊覧船 ザンクトヴォルフガング-ザンクトギルゲン

モーツァルト幼少の像

ホテルに戻る前にミラベル宮殿の花壇を散策
夕食はヴィーナーシュニッツェル!ウィーンから離れたザルツブルクで!

朝から雨…チェコに行っても雨…結局夕方(19時くらい)まで雨…
リンツまで乗った特急はオーストリア国鉄で最速らしいRail Jetのブダペスト行き。なので車内販売メニューの金額もフォリント(ハンガリー通貨)が併記してありました。時間があればちょう行きたかったブダペスト(オーストリアのほかに行く国をチェコハンガリーか悩みぬいてチェコを選択)。
わたしは小規模でメルヘンな町が好きなのですが、チェスキークルムロフは久々にしびれました。日本人が押しかけるのもわかります。気に入ったのでたくさん写真を撮りました*以下はすべてチェスキークルムロフの画像です。

夜はニジマス料理を食べ(帰国便で隣の席だったビジネスマンに教えてもらいましたが名物なんだそうです)、ホテルに戻ってからドイツの刑事物ドラマに釘付け(←あまりにも面白かったので帰国後もyoutubeで見続けています。警察はドイツ語でポリツァイだと覚えました!)

月曜日はクルムロフ城が閉館だったので、オーストリアに戻るこの日に見学(この城はガイドツアーでしか見学できません)。朝食後にチケット売り場窓口に行ったら「一番早くて9:45のツアーだけどいい?」と…オーストリアに戻るシャトルの出発時刻は11時ちょうど、ガイドツアーはおよそ1時間、シャトルの出発場所は宿泊したホテルで、城からホテルまでは約10分…たぶん行けるだろうと判断して購入。この城は主が変わるたびにどんどん増築しているらしく興味深かったです。結局55分程度でガイドツアーは終わり(自由解散だったので一番に城を出た)、ホテルで拾ってもらってリンツ駅まで送ってもらいました。
特急ウィーン西駅行き
リンツ駅にて初めて英語を使わない店員さんに遭遇〜サンドイッチ屋のおばちゃんでした(ちょうにこやかにドイツ語で接客してくれたけどぜんぜんわかんなくてくやしい…)。後ろに並んでいたビジネスマンのおじさまが通訳してくれました。ホームで特急を待っていたら、京急みたいな音階が…こちらに来て初めてドレミファインバータを聞きました。
到着したウィーンは大都会すぎて落ち着きません。わたしのなかでロンドンと同じカテゴリ…ごてごての装飾がついた建物に囲まれて、どこを切り取っても絵になるけど、なんとなくしんどい…。とりあえず王宮に行ってシシィチケット(シェーンブルン宮殿と家具博物館の共通チケット)を購入し見学して、デーメルでザッハートルテを食べました。
一緒に頼んだメランジェもおいしかった♪
人ごみでごった返す黒らくだのお店(大人気のカフェ兼レストラン)でオープンサンドをいくつかお持ち帰り(芸術的な美しさだったのに写真を撮り忘れました…あー)、ホテルでテレビを見ながら夕食。付け合せのホースラディッシュが目にしみたけどおいしかった!(ホースラディッシュは西洋わさびです)

  • 5/6 (Wed) ウィーン観光
    • 遵ムBB シュテファンプラーツ駅-シェーンブルン駅(往復)

シェーンブルン宮殿を見学してシュテファン寺院を見学して、宮廷図書館へ。

居心地がよかったのでずっといました。本には触れられないのだけど…

  • 5/7 (Thu) ウィーンからフランクフルト(国境を越えてドイツ)へ
    • 遵ムBB ヘレンガッセ駅-ウィーンミッテ駅-(CATで)ウィーン空港駅
    • アドリア航空JP174便 ウィーン→フランクフルト
    • DB フランクフルト空港駅-フランクフルト中央駅

美術史博物館をそぞろ歩き。小腹が空いたのでホテルの隣のツェントラルでスープとメランジェを頼み(とってもおいしかったです*)、ホテルをチェックアウトして空港へ。

フランクフルト行きの飛行機は去年乗ろうか迷ったJP便(去年はクロアチアボスニアの旅にするかクロアチアスロベニアの旅にするか迷って前者を選択しました)。わたしの大好きなターコイズ色の制服に身を包んだスチュワーデスさんは日本で言うところの強めギャル(いかついけど金髪と日焼け肌がまぶしい美人*)で優しくてほれぼれ。しかし乗客はわたしたちを除き全員ビジネスマンでした…
フランクフルトに着いてホテルにチェックイン後は散歩がてらマイン川沿いを歩いてハウプトヴァッヘへ。オープンカフェでビールとヴルストごちそうさまでした(*´∀`)

  • 5/8 (Fri) フランクフルトから東京へ
    • DB フランクフルト中央駅-フランクフルト空港駅
    • ルフトハンザ航空LH710便 フランクフルト→成田

眠かったのでチェックアウトぎりぎりまで部屋でごろごろ。チェックアウトのためロビーに行ったら本物のポリツァイが大勢!ジャーマンシェパードもいました〜〜伏せの状態だったけど足元にコングが…コングってドイツの警察犬も使っているんですね(*´艸`)不謹慎ですが帰国日にようやく本物のドイツ警察を見ることができてちょっとうれしかったです。物々しい雰囲気ではなかったけど、ホテルに警察が待機なんて渡航経験上初めてのできごとでした。

  • 5/9 (Sat) 帰国

成田の検疫列は某赤い服の航空会社の日本人が「みんなキューに並んでー!」と大声でクルーにアナウンスしていたのが印象的でした。特別にクルー専用の9番窓口があるのかとおもって見上げたら4番までしかない。「列」っていう日本語が出てこなかったのかな〜とか考えてみたり(列が進まなくて暇でした)。蒸し暑くてバテたので東京駅からタクシーで帰宅。

で、翌々日は少クラを見に行って金曜日からは怒涛のドーム通いと半期に一度の大繁忙期が重なりふらふらになりながら自担にもえつつこの日記は放置していましたすみませんでした(いただいたバトンは必ずお答えいたします!しばしお待ちください〜〜)